ストーリーでわかる財務3表超入門
ストーリーでわかる財務3表超入門―お金の流れで会計の仕組みが見えてくる
- 作者: 國貞 克則
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2011/02/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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読んだ。会計や会社法無知識な自分にとって、とてもいい入門書でした。ストーリー形式で、主人公が起業し、経営者になるというストーリーをベースに、会計について学ぶ感じです。会社法、会計、経営、それぞれ入門ですが、実際に経営することを体験することができます。とてもイメージが湧きやすく、入門できました。学んだことをメモしておきます。経営に興味ある初心者にとてもオススメのなので、ぜひ読んでみてください。
第1部
- 法人とは法律によって人の権利を与えられた団体
- ものを買ったり契約できるのは人だけ
- 団体として物を買ったり、契約できるようにする > 法人
- 人と同じような権利を与えられる、つまり税金を払う義務も発生する
- 現在事項全部証明書
- 商業、所在地、設立日、会社の目的、株、資本金、役員などについて書いてある
- 人間でいう戸籍てきなやつ
- 会社法
- 株主が会社の所有者、社長は株主から委任されて会社の経営を任された人
- 株
- 株主が出資するのは配当金を得るため
- 赤字の場合は、配当しなくてもいい、借り入れの場合は必ず支払う
- ただし高い利率で配当しないと、そもそも誰も買ってくれない
- 資本金はすぐつかっておk
- 資本金を使って事業を行い、株主のために資本金を増やしていくのが資本主義
- 会社への融資
- 会社へ融資する、連帯保証人として他の人がなるパターンがある
- 連帯保証人とは、抗弁権がなく、融資された人と同等責任が発生する
第2部
- バランスシート(BS)/貸借対照表
- 借金、資産、資本金がどれくらい残っているかを見る
- つまり財産がどれくらいかを表す表
- 広告費など財産としてのこらないものはどうあらわす?
- バランスとは残高のこと、この表は財産残高一覧表
- Profit and Loss Statement(PL)/損益計算書
- 会社の損失と利益を計算した表
- 利益=収益(売上)-費用
- 試算表
- 複式簿記(1箇所かいたらもう一箇所にも記入する)
- 上がBS、下がPL
- 会社の活動
- お金を集める
- 投資する
- 利益を上げる
- 経営者は1、2
- サラリーマンは3
- これを試算表で表している
- 会計科目
第3部
- 買掛、売掛の記載
第4部
- 決算
- 株主への配当
- 利益を引き出すことが配当
- 引き出さなければ利益余剰金
- 資本主義の原理
- 資本主義においては、株主の資産を増やすのが目的
- ただし、お金儲けが目的になるとよくない
- 社会があって我々存在していて、社会に対して貢献する、そらはすばらしいこと
- 自己中人が嫌われるのと同じく、会社が自分の利益しか考えてないと嫌われる