Jのブログ

人生の記録

【読了】マスタリングTCP/IP

マスタリングTCP/IP 入門編 第5版

読みました。10年くらい前に読んだのですが、あらためて読み直しました。 よかったところ

歴史から学べる

ネットワークの歴史を学べます。初期はプロトコルも統一されてなく、各メーカーの独自プロトコルで効率が非常に悪かった時期から、クラサバから現在のネットワークに至るまでのストーリーが書かれています。どうやって今に至ったか、波乱万丈なストーリーが楽しめます。集中管理から分散管理まで。

WAN側も学べる

普段LAN側には触れる機会が多いのですが、WANの仕組みについて触れる機会は少なかったです。なので、WAN側の仕組みが学べるのが良かったです。自分のPCがどうやってインターネットに繋がってるのか?スマフォなどの無線接続がどのように行われてるのか、ルーティングぷろとこるから暗号化、バックボーン、地域ネットワーク、エッジなどのネットワークアーキテクチャが丸裸になります。 ブラックボックスだった世界が、ホワイトボックスになる瞬間がたまらなく知的好奇心を満たします。

ネットワークレイヤーが明らかになる

OSI7階層参照モデルとTCP/IP 階層との比較から、どのレイヤーがどのような役割で何を行なっているのかが明確なります。例えば、セッションとコネクションってどう違うの?トランスポート層ってなぜ必要なの?みたいなところです。

おすすめ

ITエンジニアとして、ネットワーク初心者から専門ではないけどネットワーク周りに携わってる人まで、かなりおすすめです。絶対役に立つと思います。入門編となってますが、取り扱いの範囲がかなり広範囲なので気になる章だけつまみ読みとかでもいいと思います。おすすめです。