Jのブログ

人生の記録

【読了】不満は言わない、人間関係編

読んだ。 本を読むと、自分との対話に色がつくのが好き。気づきが沢山ある。色々な世界を旅できる

(文庫)もう、不満は言わない [人間関係編] (サンマーク文庫)

(文庫)もう、不満は言わない [人間関係編] (サンマーク文庫)

組織には、褒め合う文化、認め合う文化が必要

今で言うダイバーシティですね。得意・不得意、みな誰しももっているこもの。それを認め、受け入れるからこそ、お互い補完しながら最高の結果をもたらすことができるんだと思う。そして、それは一時的なものではなく継続できる。

憧れてる人と仕事して、関係が最悪になった話

ウィルさんがラジオ局のあこがれだった先輩フィルと仕事したけど、最終的に人間否定されるようになり仲がものすごく悪くなった。でも、フィル先輩は他の人にはそういう態度を見せてないことに気づいた。 そこでウィル自身の態度を変えることで、フィル先輩と良好な関係に変わり、ラジオ 好きで共感でき、語り合えるような関係に戻った。ウィルが振り返るとそこには、憧れの先輩だったからこそ、自分は凄いと思ってもらいたかったし、自分を正当化したくて、先輩の話に反発したり、納得できなかったりしていた。

これは、すごくわかる。憧れてるからこそ認めてもらいたい。だからこそ、子供扱いされるのはいやだし、正当化したいし、自分はこんなにもすごいんだと見せたい。 これってよく考えたら、反抗期の少年はこういう心境なのかもしれない。誰しも承認欲求ってあるよね。社員は上長に、上長は社長に、社長は社会に、それぞれ認めてもらいたいと言う欲求があるのかもしれない。

人との関係性は、心の中で相手をどう考えているかで変わってくる

相手がどんな状況で、どんな心境で言っているのか、ポジティブに考えるといいよってこと。

許すとは利己的な行為と言ってもいい

恨みは自分に返ってくる。恨むとうことは過去に縛られること。もっと、明るい未来のために時間を使おう。そのためには、まずは許すという行為が必要だ。相手のためにではなくていい、自分のために許そう。許すことで、自分に沢山のものが返ってくる。

もっとプロアクティブに考える

自分がビジネスリーダーになる。ビジネスリーダーの本を読む。 自分の思考が止まってて、流されてるなって思った。もっと、愚直にブッコミを超えるように考えたい。安直に案件増やして、みんなの負荷を上げることは全く望んでない。もっと頭つ使って考えるべき部分。マネージャーズが諦めたらそこで試合終了だと思った。

他責にしない

人間関係が悪いのは自分の責任とする。人間関係じゃないけど、仕事で自分のロールに徹している部分がある気がした。ロールとしての仕事をやる必要はあるけど、それ以上の仕事をやってもいいじゃない、人ごとにせず全課題を自分の責任としていくぞ。

不満があるってことは自分のニーズを満たしていないということ

何かしらストレスがあったり、愚痴が言いたくなったり、不平・不満があったり。その時こそ自分の心を向き合う。そこにはどんなニーズがあり、どうしたかったのか、どうなればよかったのかに目を向ける。不満をぶつけるのではなく、こうしたい、こうして欲しいというのを伝える。おそらくご存知ないと思いますが、をつけて状況とどうなって欲しいかを伝える。

人が不満を言う理由

人が不満を理由として、5つあげられている。自分がどれを理由にイライラしているのかを意識することで次のアクションに繋げられそう。

  • 関心を引くため
    • 間が持たないのでネガティブな話をする。野球の結果が悪かったとか
    • ではなく、ポジティブな会話をする。人を褒めたり、持っているものを褒めたり
    • ただしプライバシーに関わることや、関心を寄せてると受け取られるもの。例えばかわいいネックレスですねとか。
  • 責任逃れ
    • 誰々がやらなかったから、誰々のせいだ
    • 自責にする。それは、自分がフォローできてなかったからだと考える。予測し、そうならないようにできたはず。それができなかったのは自分の力が足りなかったからにすぎない。
  • 自慢
    • あいつはできない > 裏を返せば自分ならできる
    • 自慢するのは自身がないから、そして認めて欲しいから。
    • 言葉ではなく、その行動で。
  • 力の獲得
    • ヘイトを集めることでチームの結束力を強くする。コードギアスみたいな感じ
  • 失敗の言い訳
    • 飛行機が飛ばなかったから商談が失敗した
    • 本当にそうか?まずは現実を受け入れて、他にできることがないかを考えたのか?もう手はないのか?
    • 失敗の理由づけは、思考が停止している状態

人生とは自分との対話

人生で一番短で、会話が多い人、それは自分。自分を知れば知るほど、相手のこともわかるようになる。自分が分からなければ、相手のことが分かるわけがない。 自分の現状を受け入れること、それができれば新しい明日につなげることができる。

さいごに

自己啓発本としてはいい本だった。自分の人間性に疑問を持っていたが、その疑問を解消できた。新しい自分と明日を迎えられることに感謝。技術系のこともやってくぞい。

おしまい。